沖縄移住 【物価高い・給料安い!?】

おきなわ暮らし

ひっこし歴20回以上の私がお届けする全国のアレコレ事情。

今回はみなさん憧れの沖縄。

結論、物価高いし給料が控えめだ。

庶民
庶民

県産のモヤシが100円のレベル!

パスコの食パンはセールで200円以上!!

スポンサーリンク

何で物価高い?

よく言われる輸送費。

それが直接関係するものもある。

例えば、コンビニやスーパーで売られている美味しい要冷蔵のスイーツの類。

確かに数10円も高い。

だが、その輸送費とは関係なさそうなモノも高い。

すごく、高い。

もやしが沖縄では高級食材!?

高い。

我々がふだん救世主としてあがめているもやしが、ここ沖縄ではもやし様なのだ。

ちょっと都心から外れると、スーパーなんかでは、

もやしがドーン!!と番重に置いてあり、おのおのが袋に詰めて買うシステムもある。

那覇の国際通りに面したところから入っていく市場でも、小さな店先で店主が丁寧にもやしのひげを取ってる姿をよく目にする。

国際通りに面した市場をどんどん進むと懐かしい風景が。
那覇の市場にて。2024撮影

高級食材だから普段使わないのかというと、そうではない。

チャンプルーという沖縄の名物の炒め物にもしっかり入っている。

もちろん、もやしは沖縄県産だ。

牛乳が1リットル入ってないの!?

入っていない。

そして、高い。

946mlだ。

スーパーやコンビニで売ってる牛乳パックは、1本946mlだ。

庶民
庶民

2024現在で、セールでも250円以上だよ!

ここ沖縄の牛乳は、単位が違う。

アメリカ統治時代の”ガロン”を使用している。

なのでガロンにすると、4分の1ガロンだ。

急にリットルに変えようものの、製造ラインのコストがかかる。

『いいじゃん!別に』という、南国らしい大らかなノリなんだと思う。

沖縄で目にする牛乳はだいたいが沖縄県産だ。

時々『美味しくない』って、コメントも目にするが、うまい。

余談だが、

マクドナルドで牛乳を注文すると、『牛乳』ではなく『加工乳』が出てくる。

ここでは牛乳が高すぎるので、そうなったのだろう。

自分もマクドナルドで注文して飲んでみたが思ったほどわるくない。

いちどお試しを!!

パン全てがすごく高い!

自分がいま、毎朝家でパンを焼くようになった原因がこれだ。

びっくりするくらい、高い。

おやつに人気の細長いスナックパンも、高級品だ。

みんな大好きスナックパンが高級おやつだ。2023年1月 那覇市にて。

よく見て欲しい。

いろいろ物価高になりきる前の2023年1月だ。

もちろん、そのずうっと前からパンは高級品だった。

しかも『4本入り』だ。

あのお手頃価格で救世主的存在のスナックパンが高級パンなのだ。

食パンも高い。

すべてのパンが高い。

例えばパスコの食パン。

『本州からの輸送費』ではなく、ちゃんと沖縄のメーカーオキコが製造を担っている。

オキコとは沖縄を代表する、パンや麺類などをを作っている美味しい会社だ。

これは物価が高くなる前の写真だ。

食パンは、敷島パンからの受託製造なので『パスコ』のブランドで並んでいるが、他はオキコパンと何とも可愛い名前で売られている。

オキコパンで有名なのは、『ゼブラパン』だ。

しましま生地で粒つぶピーナッツクリームが入っていて、なんだか懐かしい味だ。

他には、ぐしけん。

こちらも沖縄を代表するパンの会社だ。

パンのパッケージには、ひらがなで可愛く『ぐしけんパン』とある。

有名なのは『なかよしパン』。

沖縄では知らない人はいないくらい有名なパンだよ!

緑色のカエルがびろーんと寝転がっているイラストが目立つ。

はじめて沖縄でこのパンを見たとき、いろんな意味でびっくりした。

なんでカエルなの?

なんでこんなにでかいの?

なんでこんなにおいしいの!?

そんなわけで、

しっとり柔らかなココア生地に、クリームがサンドされている。

こちら具志堅パンから、食パンを紹介。

その名も『健康パン』。

勝手に食パンとして紹介したが、食パンではないのかも。。。

だが、食パンの類だ。

なにが違うって、サイズが小ぶりなのだ。

なんだろう、ビスコの箱より少し小さめの食パンがたくさん入っている。

なので、なにか皆で集まって食べるイベント時とかに重宝しそうだ。

こちら、ネーミングを良い意味で裏切ってフワモチで旨い。

お土産何しよう??と悩んだ時、

荷物に余裕があれば、ぜひ!!

沖縄の豆腐

高いというか、大きいので高い。

しかも、ほとんどのスーパーで”出来立て”ほかほか”が売られている。

イメージでいうと、イオンで目にする『焼き芋 焼き上がり時間』的なのがある。

それを狙ってスーパーへ向かう方も多い。

あっという間に売り切れる。

ちょっと塩味でしっかり固めだ。

チャンプルーなどの炒め物に使うことが多いらしいので、しっかりめらしい。

何が安いの??

結論、給料とこんにゃくだ。

あと、沖縄料理には欠かせない北海道産の切り昆布、ツナ缶が安い。

こんにゃくの原料になるこんにゃく芋が群馬県ではなく、近隣のアジア諸国であることから、安く提供できているのだろう。

、餅粉もびっくりするくらい安い。

こんにゃく同様、近くのアジアの国からのもち米が原料だよ。

自分が見たのはタイのもち米が原料のものだった。

沖縄でよく見かけるムーチーというお餅。

葉っぱにくるまれていて、平べったい。

これも餅粉から作られている。

この餅粉、自分が沖縄にいる間はほぼ毎日あべかわ餅を作って食べている。

大阪にいると高くて買えない餅粉が、ここ沖縄ではびっくり価格なのだ。

もちろん原料の原産国や加工でんぷんが入っているのも要因だが、

おいしいからいいのだ。

ふだん口にしているスーパーの安い餅菓子だってそんな感じのものが多い。

それならこの島でのんびり餅を作って食べるのが楽しい。

水で練ってゆでるだけなので、ぜひ作ってみて欲しい。

例えば、この弁当は200円だ。

手作りのあったかい弁当。

そんなわけで、給料が安いのにこんなに物価が高くてどうなっているのか。。。

もし、ちょっとだけお試しで沖縄に住んでみよう!って方は、

派遣会社に登録して、そこからお仕事に就くのをおすすめしたい。

有名なお土産メーカーでさえ、持ち家でないと生活が成り立たないレベルの賃金だ。

もし、『お試しで沖縄に住んでから引っ越しを決めたい』という方なら短期の派遣もいいだろう。

また、そこまでいかなくても『ちょっとだけどんな感じか行ってみたい』って方は、

いまは派遣でも1日だけの単発も普及してきているので、それを活用するのもありかもしれない。

いずれにしても、楽しく働けそうな予感しかない。

皆さんの沖縄での時間が、いつもより楽しいものとなりますように!

コメント

タイトルとURLをコピーしました