狭くなる!?セットバック【建替え】不運確定?オサレな白

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引越歴20回以上の元社畜代表がお伝えする、お家のあれこれ。

今回はわっくわくな建て替え時の、

家の外の陣地(所有地)の『地面』について。

マンションでいうところのポーチにあたる、いわゆる【玄関出たトコ】だ。

庶民
庶民

せっかくなのでオシャレな玄関先にしたい!

注意:ここでは初心者の方がわかりやすいように【簡単】に説明しています。

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結論から。

玄関先は無難な色一択。

町のカシラ
町のカシラ

ゾウ色のような、道路みたいな色がいいよ。

『いやいや、玄関先でしょ?オサレな真っ白なコンクリートにするわ~』と、いざ施工したら【真っ白コンクリートにタイヤの跡、きたない足跡、よくわからない何かの跡がくっきり!!】というカオスが待ち受けているのだ。

しかも、とれない、落ちない、増えるのだ。

庶民
庶民

待って!!

『よくわからない何かの跡』ってナニ!?

町のカシラ
町のカシラ

ああ、ジーサンがぺっと吐いた痰とか、

ガキが落としたアイスとかいろいろあるよ!

庶民
庶民

そっか!!

染み込んで歴史を刻んでいくんだね!

日本の家は、建て替え時にちょっと家が狭くなる事がある?

土地の狭い日本では、いわゆる長屋じゃなくともお隣と『壁』を共有する家(テラスハウス)がけっこうな割合で占めている。

そういう家はだいたい築年数が経っていて、建築基準も今よりあいまいでおおざっぱだ。

なので、

テラスハウスじゃなくても、当時は流行っていた『土地の登記簿よりもデカイ家』のとかけっこうある。

庶民
庶民

ええっ!?ラッキーやん!!

ぜんぜんラッキーではない。

図解【土地の登記簿よりもデカイ家の例】

この場合、建て替えする時にちゃんと持ち分(=建ぺい率。この土地の広さなら、この面積以内でお家を建ててね♪という決まり事。)で建てなければいけないし、

もっと残念な場合は、自分の家に面する道路が消防車が通れないくらいの幅なら、建て替えの際にちょっと後ずさり(セットバック)しなければならない。

【後ずさり後の例】
庶民
庶民

ええっ!後ずさりした分の地面は道路になっちゃうの?

いつも見てるようなアスファルトの道路になるわけではないので安心して欲しい。(←のちに国による道路整備が入った際にはお馴染みの道路になることもある。それでも所有権はそのまま、かつ、固定資産税はちゃんとしてくれるので安心してね!)

緊急車両などが通る場面などの有事に備えて後ずさりしてくださいね~、という感じだと思ってくれればいい。

【後ずさり部分】を白コンクリートしたらどうなる?

後ずさりしても、自分の陣地であることに変わりない。

じゃ、プランもわくわくするだろう。

庶民
庶民

分かった!じゃ、玄関前の後ずさり部分はオシャレな白いコンクリートにしよう!!

実際玄関先を、そんなオシャレな真っ白に近いコンクリートにした新築物件をよく目にする。

お家もピカピカ。玄関先の後ずさり部分もまぶしい白っ!

はじめは幸せな家庭感がはみだしまくっていて、なんとも微笑ましいのだが、

のちにカオスと化するのだ。

考えてみて欲しい。

なんで【後ずさり】して、自分の土地を一般公開するのか、を。

自分の家の前が4mないし6mあれば、この【後ずさり】のイベントに参加しなくても良いのだ。

後ずさりするってことは、家の前の道路が狭いのだ。

なので、今後なにが起きるかというと

自転車と車がすれ違う。

バイクと車がすれ違う。

こんなイベントが待ち構えているのだ。

庶民
庶民

え?じゃあ【後ずさり部分】に犬小屋いっぱい置きまくったらよくね?

アウトだ。

【後ずさり部分】に、植木鉢や柵、犬小屋(昭和かっ?)など置くのはアウトだ。

図解【やってはいけない事例。】

この【後ずさり】イベント開催中の日本の意向は『緊急車両などがスムーズに作業できるように』というものなので、有事の際に犬小屋から超こわい犬が出てきて消防車がびびってしまうものなら【後ずさり】の意味がない。

庶民
庶民

そっか!政府の地味な嫌がらせじゃないんだね!!

ハイ。

じわじわと【後ずさり】に参加していただいて、最終的には日本が消防車などの緊急車両がオロオロすることなくスイスイと~、という気の長い計画イベントなのだ。

なんで道路がグレー色なのか? ‐カオスへの道のり、白‐

とつぜん、『明日から世界中の道路をオサレな真っ白にしまーす!!』と発表され施工されたとしよう。

車のタイヤはゴムで出来ている。

とうぜんタイヤの跡が付く。

すると明後日には、もうオサレな白ってどこ行ったの?ってなる。

ちゃんと日本も考えているのだ。

庶民
庶民

そっか!お役所仕事でもピンキリだね♪ 

ちょっと安心っ。

よって、車が自分の家の前の【後ずさり】部分で対向者を回避すると、タイヤの跡がつく。

これが、けっこう目立つ。

リフォームが終わって引き渡しの時には、

玄関先が真っ白で、まるで夢の世界へ誘うかのようになっている。

この引き渡しの日には両者ともども笑顔で満ち溢れ、達成感やら歓喜やらで無事一日が終わるだろう。

図解【引き渡しの日。カオスへの道1日目。】

しかし、そんなこの上ない喜びは一瞬だ。

庶民
庶民

ええっ!? 不穏な空気が、、、。

一生懸命お仕事された職人さんも可哀想すぎる!!

そう、

これはカオスへの道へ続いているのだ。

誰もがその日からじわじわとカオス化することになろうとは夢にも思っていないだろう。

これを読んでくれている方々には、そんな悲しい思いは絶対にして欲しくない。

ほんとうに汚れが取れない。

しっかり染み込んでいく。

もし取れても、めっちゃ労力がいる。

そもそもコンクリートなのだから、真っ白コンクリートにしなくても普通のグレーで良いのに。

町のカシラ
町のカシラ

職人さんは悪くないよ!上から指示(発注)されただけの場合が多いから。

どうやらお金のにおいがする事案だ。

庶民
庶民

え!?コンクリートって何色かあるの??

あんまり馴染みがないと思うが、

コンクリートにもたくさんバリエーションがある。

コンクリートにもいろんな色がある

お値段はもちろん上がるが、コンクリートにも絵具と同様いろんな楽しい色がある。

『後ずさり物件でも楽しくしたい!!』って方は、ぜひ工務店さんに相談してみて欲しい。

カオスな日本の新築物件

どういうわけか、この【玄関先真っ白コンクリート物件】がめっちゃ増えている。

時々、仕事で遠方の閑静ないわゆるニュータウン的な住宅街へ行くが、こんな物件が多い。

ウチの近隣でも目立つ。

どれも見事にカオスなコトになっている。

町のカシラ
町のカシラ

カオスなコトを紹介するよ!

配達業者さんはプロなので、そこで車を交わすのはもちろん、その【玄関先真っ白コンクリート物件】へ家具などの大きなお届け物があっても、そこへ駐車はしない。

(いや、たまに駐車してるのおるけど、、、)

ちょっと離れた所にトラック止めて頑張って大きな家具を運ぶのだ。

庶民
庶民

ええっ!?そんな涙ぐましい親切をしてくれているの!?

知らなかった!!

もちろん家具に限らずだが。

それが、ほぼ毎日往来する郵便の配達員さん、物流トラックさんもいるのでほんとうに苦労がうかがえる。

これほんとうにダレトク!?って思う、いまの日本の【玄関先真っ白コンクリート物件】状況なのだ。

まとめ

  1. 玄関先の余白の地面はネズミ色、道路色がおすすめ。
  2. その家が、建て替え時【後ずさり₌セットバック】必須物件なら、なおさらネズミ色・道路色一択!
  3. 【後ずさり部分】に犬小屋・柵・植木鉢など置けない。
  4. 【後ずさり部分】の所有権は変わらない。
  5. 【後ずさり部分】の固定資産税はちゃんとしてくれるので安心してね。←犬小屋とかを置いてなければ。
  6. 【後ずさり】イベントは政府の地味な嫌がらせではないよ!
  7. 【後ずさり】イベントに参加したくない!!→工務店さんと相談して『リフォーム』。
町のカシラ
町のカシラ

皆さんの暮らしが楽しいものとなりますように♪

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