こんにちは!
初めてネットのアドレスを取得したのがペルーだった私が紹介する国、ペルー。
『ペルー行ってみたいけど、なんだか治安悪そう、、、』
そう思ったアナタ、正解!!というか、そう思ってて間違いない。
そう思っていた方が危ない目に遭わずに済む。
主食はナニ?
日本と同じく、ご飯だ。
タイ米でおなじみのアノ長いシュッとしたなんともかっこいいお米だ。
初めて見る方は、長くてびっくりするかもだ。
その炊き方は日本とは違う。
ペルーは日本の約3倍の国土があるので場所によっては違うトコもあるかもだが、
初めにお鍋に刻みニンニクを油で炒め、いい香りがたったところにお米とお水を投入。
なんやて!?炊き込みご飯なの!?
ちがう。フツーに食べる用ごはんじゃ。
その後、何事も無かったようにひたすら炊く。
斬新なアイデアだ!!と思った。
その過程はとてもいい匂いだ。
本気のアンデスの高地の奥地まで行くと、数えきれないほどの種類のじゃがいもが主食としているところもある。
チューニョという、じゃがいもの高野豆腐版みたいなのも、ここアンデス地方がメインだ。
チューニョ、って何!?
【チューニョ】という、じゃがいもを土の上で干して足で踏み踏みして脱水させ、さらにカッチカチに乾燥させたものを、水にもどしてゆでたモノもアンデス地方でよく食べられる。
フォルクローレ(アンデス音楽)が好きな方はほぼ全員知っているであろう、アレだ。
細胞分解してカッチカチに干してあるので、花が咲くことは無い。。。
ざっくりとチューニョの製造過程を書いたが、もし誰かが興味があればまた詳しく解説しよう笑
黒いのと、真っ白なのがある。
個人的には、黒いチューニョほうが食べやすい。
白い方は、なんだろう、、、スポンジを干したのをうっかり食べてしまった感がある。
スポンジっ!?
白い方はな。黒い方は、水戻しが浅いと焼き栗に近いな。
『いやいや、黒いヤツのほうが味が濃くて微妙!!』という意見もしばしば。
下のモノは黒い方のチューニョ。
高野豆腐の煮物と同様の扱いで大丈夫だ。
ぜひ、お試しを!
白豆を塩味で煮てゴハンにかける
なんやて!!??
アジア以外の国からしたら、あんこの方がナンヤテ案件やで。
そうなのだ。
どろっどろに煮た白豆(塩味)を、こともあろうがホカホカのごはんにカレーのようにこんもりかけて食べるのだ。
旨いか?って?
豆の味だ。笑
肉じゃがかけごはんー ロモサルタード ー
日本人がペルーでいちばん食べやすい料理がコチラ。
カラッと揚げたじゃがいもが入っているペルーの肉じゃがみたいなのだ。
ロモサルタード、こちらの肉は牛肉だ。
ロモは牛肉をさす。
最近松屋で人気のロモサルタードは、豚なのでちょっと意味が違う。
あれはチャンチョサルタードだ。
話は戻って
こちらも注文すると、カレーみたいにゴハンがお子様ランチ風になってついてくる。
玉ねぎはキレイな紫だ。
あと緑の葉っぱがちょんと乗っかっていれば、まぎれもなくパクチーだ。
時々パクチー切れてる時は、かわりにイタリアンパセリがその頂点に鎮座している。
苦手な方は注意が必要だ。
もちろん注文時にお願いも出来る。
『しん くらんとろ ぽる ふぁぼーる』
【訳:パクチー抜きでお願いします】
笑顔で伝えよう!!
くらんとろ、とはパクチーのことだ。
場所によっては【しらんとろ】と言う。
だいたいOKしてくれるが、
時々、近くの席のお客さんが集まってきて
『あんた!パクチーあかんの⁉ なんでや⁉』
『なになに?どうしたの?』
みたいなことを不思議そうに話しかけられることもある。
楽しい。笑
肉じゃがみたいな、と説明したが、
肉じゃがみたいな材料だ。
【しじゃう】という、日系の方が作った表現が難しい味の醤油が隠し味に入っている。
ゴハンはもちろん、にんにくゴハンが主流だ。
この新しい味の【しじゃう】、もう何年何回味見しても控えめに言って不思議な世界へ引き込まれる。
ウチでは時々相方が買って来てくれるので、一生懸命使うというイベントをしばしば開催する。
日本では、ブラジル系のお店やペルー領事館のある名古屋や、東京だと五反田あたりで入手できる。
コチラは東京・五反田にあるペルー領事館近くの南米食材のお店キョウダイマーケット
↓↓↓
あと、ビンなので送料割高になるがネット販売もある。
興味ある方は、不思議な味の世界をぜひお試しを!
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