結論、人による。
同じ日本人でも、
なりやすい人、ぜんぜん平気でお酒飲んでもケロリンパしている人、さまざまだ。
日本のちょっと標高の高いところで具合がわるくなる人は気をつけたい。
まずクスコという街に入る
まず、マチュピチュへ行くためにペルーの南部、クスコという街に入る。
アンデス山脈にある街なので標高が高い。
3,399mもある。
マチュピチュ自体は2,430m(山は3,061m)。
クスコよりもマチュピチュの方が、標高がうんと低いのだ。
このクスコという街、アンデス色が濃い。
飛行機でこの街に来るとき、
上空から確認できるのが街一面に広がる屋根のレンガ色。
自分は、これだけで心拍数が爆上がりしてしまった。
高山病になる人は、このクスコに入って症状出るよ。
筆者は、クスコ入って2時間程で高山病になったな。
救急車に初めて乗ったのもクスコだったよね!
入院もしたな。
初めてトラベラーズチェック※使ったのもクスコの病院だったな。
【トラベラーズチェック】というのは、海外旅行先で使う、銀行などが発行していた旅行小切手だ。
これは2014年3月末で日本での新規発行は終了した。
東京ディズニーランドが出来たばっかりの時のチケットみたいなやつ(綴り)だった。
この話が分かる方、筆者と同じ世代だ。笑
はじめに本当に大事なこと
命に関わることもあるので初めに。
たとえ
団体ツアーであっても、絶対に我慢しないで欲しい。
そして、海外旅行傷害保険に本当に入って欲しい。
クレジットカードで付いているのもあるが、もし付いていなかったら出来るだけ、個人的には必ず加入して欲しい。
そして団体ツアーで、具合わるくなっても必ず早めに伝えよう!!
他の人に迷惑かけちゃうから、、、とかって、我慢しちゃう人もいるよね。
気持ちはわかるが、素人判断は危険だ。
必ず添乗員や近くの人に助けを求めよう!!
スペイン語が分からない時は!?
簡単な絵を見せよう!
例えば、
クスコに住んでいる人たちは、旅行者みたいなのが高山病でナントカなんて慣れているので、これで大抵は理解してくれる。
大事なのは、『なんかおかしい。。。』と異変を感じたら、無理をしないことだ。
ガイドブックには、『6時間くらいで症状が出る』とあるが人による。
自分は2時間くらいだった。
ペルー好き過ぎてわくわくしたんだよね!
クスコに着いた途端、感動で心拍数爆上がりだったからな。
こんな感じで、インカ時代の石の壁などのわくわくスポットがいっぱいなのだ。
そういう事で、本気でペルー好きな方は特に注意が必要だ。
高山病対策は?
錠剤の飲み薬だとダイアモックスが有名だ。
ただ万人に、すべての高山病の症状に必ず効く万能薬ではない。
知ってはいたが、
自分は使ったことが無い。
この街に行く予定が無かったからね。
もし、はじめからアンデス山脈へ行く予定がある方で心配な方は、
日本で購入しておこう。
『高山病 薬 購入』検索で、購入できるいろんないろんなクリニックがあがってくるはずだ。
特にお薬は日本で準備しておこう。
たとえ解熱剤であっても、効き方などが違うことも。
日本ではシート売りだが、特に希望なければ『何回分必要か』を聞かれ、その分だけ包んで渡してくれる。
錠剤以外の方法 高山病になる前に編①
アンデスの市場や道端などでコカの葉っぱが売られている。
これをガムのように噛む。
あるいは、コカ茶を飲む。
コップにコカ葉いっぱい入れて熱湯を注ぐのだ。
コカ茶だね!
現地の方は、砂糖をいっぱい入れて飲む。
筆者が入院中にも何回も出してくれたよね!
本当に皆さん親切だった。
アンデスじゃなくても、ペルーのスーパーに行けば紅茶みたいなお手軽ティーパックで
コカ茶が売られている。
というか、
コカシリーズがたくさんある。
飴だってある。
なんでコカの葉っぱが効くの?
標高の高いアンデスは寒い時は超寒い。
その寒さや飢えを緩和できるとされている。
いちおう書いておくが、
コカインは、コカの葉っぱを何トンも集めないと精製出来ない。
お茶やガム代わり、飴ちゃんレベルではお話にならないレベルなので安心して欲しい。
話は戻って、
大抵の旅行者はこの【コカの葉っぱ大作戦】でなんとかなるらしいが、
自分もこの数年後にアンデス越えする時に試したがアウトだった。
そして医者からドクターストップがかかった。
そんなヒトもここにいる。
錠剤以外の方法 高山病になる前に編➁
とっととマチュピチュへ行ってしまう。
個人的にはこれが一番かと。
そうだな。
クスコに入ったらマチュピチュへすぐさまgo
だな。
ちょっとでも不安な方はペルーに入った時点(Lima リマ)で、旅行会社などでマチュピチュツアーみたいなのに申し込んでおくのも手だ。
クスコにある駅からツアーが出ている。
旅行者用の青いきれいな列車だよ!
でもね、ここでもちょっとした格差があって、金持ち用・庶民用の座席があるよ!
ちなみに筆者が乗ったのは庶民用だ。
金持ち用は、フォークとナイフを使う素敵な料理付きだ。
庶民用といえども、シートはとても良い。
料理は出てこないが、途中の駅で停車中に
地元の方々が本当にいろんな美味しそうな食べ物を売りに来てくれる。
手作りチーズ、もっちもちの大きなとうもろこし。
いっぱい売りに来てくれる。
窓から買うんだよね!
車両がちょっと高さがあるので、お金の扱いは気を付けよう!
車輪があるポジションから売りに来てくれるので、小銭の受け渡しが上手く出来にくかったり。
心ない横柄な客もいる。
筆者はクスコで入院して、先生に『明日あさ一番でマチュピチュへ行ったほうがいい!!』って言われて、なにマチュピチュって??状態で行ったんだよね。
ああ、だからせっかく売りに来てくれたのに何も食べられずだったな。
そんなわけで、クスコの街よりもうんと標高の低いマチュピチュへまっしぐらするのが、秘策である。
体質にもよるが、旅行前に目いっぱい働いてペルーへやってきた方には本当に注意だ。
疲れも要因になる。
ただ、大丈夫な人もいる。
酒を飲んでも、走ってもケロリンパしている強者もいる。
だが、初心者さんはお酒は出来るだけ避けて欲しい。
2日間くらいいても大丈夫ならほんの少しだけ試してみて欲しい。
ペルー行くならピスコサワーがおすすめだよ!
勧めるなっ。
余談だが、よくガイドブックに載っているビールはこのクスコのビール、クスケーニャだ。
味は日本でいうところのキリンビール系だ。
自分はアサヒビール系の【クリスタル】が好みだ。
20年以上前くらいには、このクリスタルビールのテレビCMで日本のお相撲さんが出てたよね!
ああ、超びっくりしたな!
相撲に疎かったので、ど忘れしてしまったが、まさか!!だった。
ちなみに年配のペルーのご婦人たちに人気があったのは石原裕次郎さんだった。
まとめ 対策6選
☆高山病になる確率はヒトによる。
①海外旅行傷害保険に必ず入ろう
➁ちょっとでも異変を感じたら、たとえツアーであっても遠慮しないで助けを求めよう!
③日本で【ダイアモックス】という錠剤の購入を考える(←クリニックで購入)
④現地でコカの葉っぱで対策を
⑤伊豆半島・伊東市295.5mや兵庫・六甲山931m、那覇・おもろまち26.6mレベルで高山病になる人は、クスコ入りしたらすぐさまマチュピチュへGo!
⑥走らない、呑まない、騒がない
皆さんのペルー旅が一生思い出に残るすてきなものとなりますように!!
コメント
まかさん質問です!
天保山で大丈夫だった場合は高山病のリスクはどれくらいあるのでしょうか?
それはさておき高山病は怖いですね
コカ茶に持っていた夢は破れちゃいましたけど🤣
ひろぽんサン、質問ありがとうございます!
大阪市港区に鎮座します天保山で大丈夫だった場合は、まず近所の食堂で登山証明書が発行されます☆
その場合、ペルーのマチュピチュでの高山病リスクですが、まだデーターが集まっていないようです。
なので、強い子の味方、グリコのビスコを日本から持参することをお勧めします!
市販のコカ茶(ティーパックの)は、うっすいです。
また一方で、ガチのコカ茶は青くさいです( `ー´)ノ
なので皆さん、これでもかってくらい砂糖を入れて飲んではります。
ぜひ、お試しを♪