南米ペルー旅。生きて帰る方法。【まとめ】

ペルー旅

自分が初めてペルーに渡った30年近く前、

日本から太平洋を渡るアメリカンな機内で乗り合わせた日本人CAさんに

めっちゃ怒られたことがある。

庶民
庶民

筆者が飛行機の中でお腹空き過ぎで倒れた時の話だよね!

町のカシラ
町のカシラ

育ち盛りだったからな。

『ひとりでペルーだなんて!!日本政府に多大な迷惑かけることになるわよ!!

アメリカ着いたら、行き先をカナダに変更しなさい!!!!』

と。

無事生きて帰る方法、

ここではざっくりと載せる。

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持ち物リスト

  • バファリンなどの解熱鎮痛剤
  • 常備薬
  • 正露丸糖衣A
  • 歯ブラシ
  • 紙とペン
  • 巻のいいトイレットペーパー
  • 非常食に飴ガムチョコレート
  • 90リットルゴミ袋
  • 手ぬぐい

90Lごみ袋 !?

まず90Lゴミ袋だ。

バックパッカー(よく見かけるリュックサックぱんぱんにして歩いている外国人旅行者、あんな感じだ)として現地に向かって、帰国時に飛行機に荷物を預ける時に気休めでカバー代わりに使うのもアリだが、

ここでは【暖をとるアイテム】としてだ。

ペルーも南北に伸び、

ナスカなどの平地や、北部のアマゾン、そしてアンデス山脈などの3,000mを超える高地

もあり、気候も様々だ。

そこで寒いトコロで役に立つのが、90Lゴミ袋だ。

頭がすっぽり出るように穴をあけ、かぶるのだ。

アンデスでは、夜中びびるくらい冷える。

尋常じゃない。

寒くて寝られない時には、これがいちばん暖かい。

超金持ち用ホテルなら空調も【普通】のがあるだろうが、一部だ。

ちょっと値段のいい宿だって、なんだろう、布団乾燥機みたいな仕様のを暖房器具にして使っていますよ的な所も普通だ。むしろ、そんなのがあったらめっちゃラッキーだ。

シャワーだって、各宿のオバチャンたちが

『ウチは温かいシャワー出るで!!』『ウチは24時間シャワー出る!!』と声を大にして勧誘してくるくらいだ。

そんなわけで、高地アンデスでは【あったかい】をいかにして保つかが大切だ。

ふわふわの嵩張るダウンでもいいが、そんなの着ていたらまず【狙われる】のだ。

もし、狙われずに済んだとしても、各場面でぼられる。

だいいち、荷物になる。

生きて帰ろう。

ペルー南部アレキパ空港とミスティ山

巻きのいいトイレットペーパー

は??と思った方。

外国へ行くと、日本のトイレットペーパーがどれほど優秀な逸品であるかを実感し、

ほんとうに日本の製紙メーカー工場に足を向けて寝れなくなるはずだ。

ペルーでは、もちろん【トイレットペーパー】は存在するが、大抵は食卓にあるロール状のそれと

同じ扱いであることが多い。

巻きがふわっとしている。

なので直ぐに無くなる。

現地スーパーでも売ってはいるが、そんなたくさん持ち歩くのも大変だ。

スーパー以外では、トイレットペーパー屋さんもある。

自分がペルーへ渡る時には、芯なしのキューッと巻いてあるものを持っていく。

日本とはトイレ事情が違うのだ。

紙はあったほうがいい。

もちろん高級市街地しか行かない、という方は不要だろう。

服装

きれいな恰好をしない。

これに尽きる。

キレイっぽいのは避けよう。

ブランド物なんてもってのほかやで。

もう捨てようか迷っている服を着て行って、身軽になって帰国しよう。

時計もしない。

かばん

リュックサックは基本、満員電車と同じく前に抱える。

のんきにふつうに歩いていたら、一瞬でやられる。

庶民
庶民

旅行者感まる出しで歩いていたら一発だよ!

町のカシラ
町のカシラ

友達同士できゃあきゃあやるんも無しやな。

ペルーの首都リマなら、日系の方もいるので多少まぎれるかもだが、やはり雰囲気が違うのだ。

お金をどこから出すのか見せない

みんなしっかり見ている。

マジシャンのように、華麗にサッと出そう。

お札は、偽物も多く出回っている。

なので我々外国人が差し出すお札には現地の方々も細心の注意を払っている。

例えば、

本物かチェックする為に、電気の元で透かしてみたり、引っ張ってみたり、

おもむろにクンクンと匂いを嗅いだりもする。

いちばん最初にペルーへ渡った時、行きしなのCAさんの発言にビビった私は、ある程度の現金を

靴の中に隠していたことがあった。

ある日、そのお札を使った時にクンクンされたので焦った。

庶民
庶民

住宅街の文房具屋のオバチャンがくんくんしてたな。

それも数分前まで靴の中に隠してたお札を。

ペルー南部 アレキパという街。

非常食の飴ガムチョコレート、って?

非常食だ。

南米まで何の問題も無く渡れるのは、本当にラッキーだ。

自分の場合いつだって何かある。

あり過ぎる。

『離陸しよう思ったけど、辞めます。左の翼が変。』とか、

説明があったらまだいい。ない時だってある。

そしていつ復旧するのかも謎。

それが昼間ならいいが、夜間で空港の売店が閉まっている時もある。

自分はいつも外国へはひとりで向かうので不安だ。

いまはネットがあるが、自分が外国へ行きだした時はいまみたくネットもなく、

紀伊国屋の紙袋に辞書を入れて常に持ち歩いていた。

話はそれたが、飴ガムチョコレートを持っていると、飛行機が復活するまで近くの同士に配ったりして仲良く過ごせたりする。

それも楽しいのだ。

具合わるい時は出し切る

衛生面も場所により様々だ。

日本よりも上を行くところもあれば、アヤシイとこだってある。

食あたり水あたりなどに見舞われたら、出し切る。

うまく吐けない時は、塩水を飲むのがオススメだ。

町のカシラ
町のカシラ

この時に飲む水も水道水はアカン。

もし外に行けないなら、沸かしたものを。

宿の人にお願いもできる。

庶民
庶民

あぐあ かりえんて ぽる ふぁぼーる

agua cliente por favor.

熱湯をください。

正露丸糖衣Aなどは、帰国時に太平洋を渡るためだけのものだ。

わるいものは出したほうがいい。

もし、『やばそうだ』と感じたら、迷わずに病院へいこう!

自分はペルーで2度ほど入院したが、丁寧だったし、とても親切にして頂いた。

トラベラーズチェックといものを使ったのも、この入院で初めて使った。

ちなみに救急車に初めて乗ったのもペルーだ。

庶民
庶民

帰りの飛行機乗る時にもまだやばそうなら、空港カウンターで

通路側の席をお願いしよう!トイレのためにね。

町のカシラ
町のカシラ

ぱしりょ ぽる ふぁぼーる

pasillo por favor.

porque estoy mal.

通路側をおねがいします。

調子が悪いのです。

筆者の時はネットが無かったが、

いまならケイタイで通訳もできるだろう。

海外旅行保険

非常食の飴ガムチョコレートを忘れてしまっても、40Lごみ袋を忘れてしまっても、

これだけは絶対に忘れてはいけない。

庶民
庶民

筆者はペルーで救急車乗ったし入院したよ!

町のカシラ
町のカシラ

しかも二回もな。笑

『自分は健康だし、平気!!』と思っているヤツほど必要だ。

本当になにが起きるかわからないのが旅だ。

これをケチったことによって多額の医療費で悩まされるという事になってほしくない。

必ず加入しよう!!!

庶民
庶民

クレジットカードに付いてる物もあるので、

もしカードを持っていたらチェックしてみてね!

道で両替出来る?

出来るが、素人さんはしないほうがいい。

素人感が出てるとぼられる。

めっちゃ速すぎるスペイン語でわー!!っと言いながら、電卓を魔法のように使って

ぼられる。

必ず銀行でしよう。

庶民
庶民

銀行で両替する時にはパスポートの提示を求められるコトもあるよ!

町のカシラ
町のカシラ

宿に泊まる時もな。

サッカーがある日は銀行も早く閉まるので注意が必要だ。

庶民
庶民

応援してるチームのユニフォーム着て、TV前で応援したりするよね!

町のカシラ
町のカシラ

気持ちが熱いよな。

もちろん米ドルも使えるが、イメージとしては洗濯機や冷蔵庫など『高価なもの』を買う時に使用する感じだ。

リマなどの超都心部にある大きなスーパーでは、米ドルで払って現地通貨の【sol ソル】でお釣りを

くれたりするところもある。

庶民
庶民

ソル=太陽だよ!

なんかいいね!

その場合でも大きな単位は避けよう。

ここは南米だ。要らぬ見栄は捨てよう。

あくまで質素な日本人を通そう。

浮かれて大泣きしてる日本人を数回みたことがある。

どうどうと歩く

一発で観光客ってわかるようなそぶりを見せない。

町のカシラ
町のカシラ

ここウチの庭やし!みたいな感じ位でちょうどいいかもな。

もちろん、有名な観光地ではいいが、ふつうの市街地や森では堂々と闊歩しよう。

皆さんの旅が楽しいものとなりますように!!

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