結論、オバチャンは怖くない。
当方、パートのオバチャンの城【デパ地下】で、20年ほど社畜をしてきた。
しかも勤務地が長年大阪だったので、濃い。オバチャンがめっちゃ濃い。
優しいオバチャンもいるが、たいていは強い。めっちゃ強い。
勤務初日だと、思わずビビッてしまうくらい攻撃力もHPもマックスなオバチャンもいる。
安心して欲しい。
彼女たちは、ゴジラの着ぐるみを着た乙女なのだ。
そもそも何で怖そうなのか?
・心のいちばん外側は、自分の立場を守るために攻撃性が強く表れている。
・心のいちばん奥側は、仲良くしたいと思っている。
自分より若くて可愛い子が入って来たら、それだけでも負けた気がするのに、
まわりの男性陣は目を細めて可愛がり、必要以上にフォローしてしまいがちなのだ。
一方で、自分(オバチャン)には、
『前にも言ったのに!』だの『また!!』と、なんだか厳しい。。。泣
そこへ、可愛くて若くて物覚えが良い子が入ってきては、死活問題なのだ。
オバチャンをクビにするわけじゃないのにだ。
なんとか自分のポジションを取られまい!!と、必死なのだ。
そこを理解して欲しい。
そもそも論、
若くて可愛い新しいスタッフさんが入って来たら、その職場のリーダーが率先して欲しいのだが。
前からいてくれているオバチャンに、ほんの少しでも気を回して、
『わからないコトあったら、○○サンにきいてね。ベテランさんだからねー。』
と、オバチャンの前で∔ちゃんと聞こえるように(だいじ。)笑顔でその場をつないで欲しい。
そうすると、オバチャンも気を悪くしないし、『私の仕事が乗っ取られる!!』なんて
余計な心配をしなくて済む。よって、攻撃力ほ圧倒的に弱まるに違いない。
どうすれば仲良くできる?
①わからないコトはオバチャンの名前を呼んで、教えてもらおう。
➁わからないコトだけじゃなく、苦手なコトもだずねよう!
『私、コレ苦手でなんですが、、、どうやったら上手くいきますか』と。
これは、『オバチャンのことを仕事がデキル大先輩と思っている!』
という意思表示なのだ。
③差し障りない程度にじぶんを開示する。
犬っこに例えると、弱い仔犬は自分よりも強そうな犬が来ると寝っ転がって柔らかいお腹をみせる。
そのことで、『ボクは敵意ありませんよー。見てください!こんな弱そうなお腹を!』
と伝えているのだ。
オバチャンは、わからないもの正体不明なものに不安を感じる。
オバチャン相手に寝そべってお腹は見せなくていいが、『敵意無い弱い相手だよー』
というのが、伝わればいい。
※注意して欲しいのは、異性の話は避けた方が無難。
妬まれたら終わるのだ。。。
【対策 まとめ】
・質問する時は、名前を呼ぼう。
・苦手なことも、知恵をお借りしよう。
・教えてくれたら、にっこり笑顔でお礼を言おう。
・OKな範囲で自分の話を。(幸せな話、異性の話は避けよう!)
もし近い将来、仕事のレベルがオバチャンたちを乗り越えてしまっても、
変わらずにいよう。
自分のほうがポジションは上司になってしまっても、人生の先輩として
仲良くしてもらおう。
あとで、よかったな、って思う日が来る。
こころが非常事態の時は
それでも、
『そんなんじゃないんです。ほんとに無理なんです!!』という場合もたくさんある。
自分も数回に一回そんな職場があった。
今すぐ辞めよう。
心のほうが何より大切だ。
そういう危ない職場はなんとなく肌で感じるはずだ。
身の危険を感じたら、
早退もしくは休みを取ってとりあえず近くのハローワークに行って相談に乗ってもらおう。
お金はかからない。

心に耳を傾けよう。甘えじゃいよ!大丈夫!!
気持ちがギリギリまできていたら、
誰かに話を聞いてもらうのが大切だ。
だれかに話をする事で、
自分の考えているいろんなことが自然とまとまる。
もちろん、転職エージェントも有効だ。
むしろそのほうが有効な転職にもつながるが、
メンタルが落ちている時には、ハローワークの優しい雰囲気のほうが良いかと思う。
その後、気が向いたら転職エージェントなどにあたってみるのもいい。
とにかく、
いったんあったかい飲み物と、こころに甘いお菓子をたべよう。
みなさんの職場が楽しくておもしろい場所になりますように。